チャーチルの考え
作文の技術について、ウィンストン・チャーチルは次の様な考え方をしていたらしいです。
- 報告書は要点を歯切れの良い段落にまとめて書く
- 複雑な分析結果や報告、統計結果は付録にする
- 時には箇条書きのメモを渡して、口頭で補足する方が伝わりやすい
- 言い切れることは言い切る
伝わりやすい語句を使う
人に物事を伝える時には、いろんな意味がある言葉を選んではいけません。
多義語を使わない
悪い例
× サーバーを攻撃されたのですか?
※攻撃したのか、されたのかわからない
× 彼の判断は適当でした。
※適切だったのか、雑だったのかわからない
良い例
⚪︎ お使いのサーバーを攻撃されたのですか?
⚪︎ 彼の判断は適切でした。
間違った表現を使わない
悪い例
× 解決策が見つからず、煮詰まってしまった。
※煮詰まるはポジティブな表現
× 自分では役不足だ。
※意味が逆
良い例
⚪︎ 解決策が見つからず、行き詰まってしまった。
⚪︎ 自分では力不足だ。
一般的な言葉を使う
どんな仕事をしていても人に伝える時に気をつけるべきことがあります。 個人的に学んだことを共有していきます。
専門用語を使わない
悪い例
× AWSを使ってスケーラブルなサイトを構築しましょう!
良い例
○ Amazon Web Servicesを使って、規模の拡大に対応できるウェブサイトを構築しましょう!
難しい漢語を使わない
悪い例
× 認識に齟齬がありましたらご指摘いただけますと幸いです。
良い例
○ 認識に間違いがありましたらご指摘いただけますと幸いです。
一般的でない外来語を使わない
悪い例
× 東京都の予算をワイズ・スペンディングしていかないといけません。
良い例
○ 東京都の予算を賢い支出にしていかないといけません。